特集・ダイナマイトモチベーションの効果を振り返る
【DM6】(8)あなたには自由でいてほしい
どんな人でも、同窓会などで数年ぶり、あるいは数十年ぶりに昔の友達に会えば、客観的に人を見ることができると思います。
おたがいに年を重ねて姿形は変わっていて、中には思い出せない顔もあるかもしれません。
だけど、当時のあだ名だったりエピソードを聞いたことで、当時の記憶が鮮烈によみがえったりします。
学校で一緒に学んだクラスメイトが、今は先生になっていたり、職人になって子供がたくさんいたり、北海道や沖縄の人と結婚して今は遠くに住んでいたり、幸せな人、離婚しそうな人、悩みを抱えた人、いろいろいると思います。
当時はそれほどパッとしなかった友達でも、今は立派になって幸せそうにしていたり、以前から美しかったり魅力的だった人が、今もかわらずキレイだったりすると、思わず心躍ったりするものです。
でも、見た目は素敵な人でも、もし本当の意味で「自由でない人」を見かけたら、ちょっと心苦しく感じてしまうかもしれません。
仕事だったりパートナーに恵まれなかったと言って、愚痴を言うことが癖になってしまった友達。
そんな友達に会ったとき、こんなふうに感じることでしょう。
「あなたには自由でいてほしい」
ダイナマイトモチベーションの3ヶ月目では、「自信をつける」というテーマで話が進みます。
どんなときでも自信を持つためには、周囲の環境に左右されない自由な心を持っていなければいけません。
私が1年半前にダイナマイトモチベーションを卒業して、今は自分の大切な財産になっているスキルも、この「自由な心」だと思います。
「自由な心」を持ったおかげで、周囲の人や環境に左右されなくなりました。
今は親と同居しているから・・・
今の仕事は自分の好きな仕事じゃないから・・・
パートナーがいないから・・・
結婚してしまってパートナーがいるから・・・
子供がいて好きなことができないから・・・
生きている限り、社会で生活している限り、何らかの制限はつきまとうのに、もしそれを口実に自分らしく生きることを我慢したり、目標や夢に挑戦することができなかったら、いったいいつ「自分らしい自分」になることができるでしょう?
そんなふうに何かのせいにして、挑戦しない口実にすることがなくなりました。
行動しなかったことで、昨日と同じ、去年と同じ状況であることに不満を持ったり、悪態をつくことで毎日を無駄に過ごすことがなくなったわけです。
つまりそれは、自分が望んだ生活や仕事といった現実を手に入れる自由を得たということだと思います。
この変化がどれほど大きかったか!
タイムマシンに乗って、まだ変化の起きていない過去の自分に会ってこのことを説明しようとしても、理解させることは難しかったと思う。
それほど、この変化で得たものは大きなものです。
それでいて「ほんのちょっとした考え方の違い」だけでそれを得たのですから、ダイナマイトモチベーションの効果はもの凄かったと思っています。
別にダイナマイトモチベーションでなくても同じ効果は得られると思います。
だけど、ダイナマイトモチベーションをやる前は、本や何かでどんなに「自由であること」が大切か分かっていても、実際に自分のものにすることは出来なかった。
そこがダイナマイトモチベーションと本で得た知識の違いです。
「知っている」だけか?
「行動」するか?
1日1日で起こした行動はほんのわずかなことだったけど、その違いがもたらしたのは、大きな違いでした。
この文章を書いて、はじめてこのことに気づきました。
過去の自分を振り返り、今の自分になれたことを安堵して思い出せる自分がいます。
【特集】ダイナマイトモチベーションの効果を振り返る