86の販売に関する一抹の不安

様々な工夫でファンを獲得しようとする86の販売戦略。
だけどほとんどの人が初めて86に触れられる場所は販売店なのだから、そこに工夫があったらなお素敵だ。

TOYOTA 86 運転席いつも不安に思う事がある。

期待を裏切り、夢を一瞬で終わらせてしまうようなことだ。

ワクワクさせるようなモノが見つかると、僕はネットサーフィンしながらその商品への期待を高めていく。

最高に楽しい時間だ。

だけど、その気持ちをお店に持っていくとがっかりさせられることがある。

それが「歩合制」で働く販売店員の存在だ。

その難所をクリアしなければ、その商品を買うことができない。

苦労して稼いだお金を喜んで捧げられるような、気持ちの良い買い物をしたいからだ。

 

「夢の続き」を体感できるショールームを

86の販売を普通の販売店に任せのは、今の段階では少々不安が残る。

すべてのメーカーがそうとは言わけれど、売る事だけが目的の営業さんというのは必ずいる。

彼らは一生懸命「買わなければいけない理由」を語るのだが、こっちの気持ちは汲み取ってくれない。

せっかく商品が気に入ったのに、その商品に対するこちらのワクワク感やドキドキ感は無視して話を進められるから、話せば話すほど寂しい気持ちになる。

そして最後には、せっかくの休みの日、時間を無駄にしたような気がして悲しくなってしまうのだ。

 

トヨタには様々な工夫で86のファンを獲得しようとする努力が認められる。

86のサイトを見ていると本当に楽しいし、時間を忘れてしまう。

でもやっぱり、僕たちが86に触れることができるショールームにはそれなりの工夫が欲しい。

普通の販売店のようにクルマを売ったりメンテナンスで儲けるためじゃなく、

クルマの楽しさを伝えるためのショップが欲しい。

時間を忘れて過ごせるような、

休日をそこで過ごしたいと思うような空間を、

提供して欲しいと思う。

 

AREA 86 に行ってみたが…

86をはじめスポーツカー好きが集う場所としてAREA 86というものも今回TOYOTAは展開している。

一般の販売店と違って専門スタッフがいたり、店舗の一角、あるいは専門の建物で他の販売エリアとも差別化をしているようです。

「ここにいけば夢の続きが見られるかも」

と期待して行ってみました。

 

しかしそこにも夢の続きはありませんでした。

専門のスタッフと呼ばれる人も、自分たちが何のためにそこにいるのか分かっていないようでした。

まだ発売間もない日曜日で試乗を希望するお客さんも多く、数をこなすので精一杯だっただけかもしれません。いや、心からそう願います。

でも、家族連れや多くのお客さんが入れ替わり立ち代わり試乗したり展示車両に乗ったりしているのを見守るスタッフの姿は、間もなく閉鎖に追い込まれる遊園地のスタッフの姿とダブって見えたことも事実です。

 

考えてみれば当然かもしれません。

販売店にとってはメーカーが掲げる5年10年先のビジョンより、今期売れるクルマが欲しいわけです。

冷やかし半分の客ばかり多いスポーツカーなんかより、売れ筋商品を扱っていたいのでしょう。

ひとりひとりの顧客のニーズに寄り添うことより、販売台数やサービスの売上が彼らにとっては重要なはずです。

販売店に売上目標というノルマを課さないわけにもいかないでしょう。

莫大な数の社員を抱える企業にとって、そのような大胆すぎる戦略は考えることもできないかもしれません。

大胆な戦略ができないからこそ今の日本の大企業は冬の時代を迎えているわけですし、歴史をさかのぼってみても、反映と衰退の繰り返しは例外なく起こっていることなのです。

 

私は86のことは大好きです。値段以上の価値があると思います。

仕事人間だった父が生涯を捧げたトヨタグループも好きです。

 

皆が気づかなかったり、気づいたとしてもすぐ忘れてしまうようなことに敏感な私ですし、理想も高すぎるのかもしれません。

今の日本が元気なら私も気にしないしブログに書いたりもしないのですが、なんとなく放っておけない気がしたので書いてみました。

 

でも書き終わったら、また楽しく86やスポーツカーの将来について考えていると思います。

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初めてのメガウェブ!
と思ったのは間違いで、前にヴィーナスフォートに行った時に偶然行ったことがあったのを思い出しました。

今回は86の試乗と、あとは何故かハリアーの試乗をしてきたわけですが、息子が思いのほかハマってくれたので、家族連れで存分に楽しんでまいりました。

最初は一人で出かけようとしたのですが、家族で行ったことで結果的に良かった感じです。
奥さんに後部座席から動画を撮影してもらったので、カメラをどこにどうやって固定するか?と悩まなくて済みました。

窓ガラスに固定する吸盤式のカメラ固定具を2つほど持っているわけですが、設置や調整には時間がかかるし、あれは時間があるときに限って使えるものだと思います。
今回のようにバタバタとクルマに乗り込んで、ほんの短時間乗車するだけだと、こういった手持ちの撮影が一番いいんですよね。

いずれ時間のあるときにじっくりとレンタカーで試してみたいものです。

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